〝多目的トイレ不倫〟が報じられ、芸能活動を休止してから１年が経ったお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建（４８）が、「ある意味で芸能界史に残るくらいすごい」と妙な感心をされている。

　ワイドショー関係者は「謹慎してから１年経つけど、渡部さんのことはいまだにかなり報道されますからね。ずっと活動していても全く話題にならないタレントもいるのに」と指摘する。

　実際のところ、この１年間で渡部が公の場に出てきたのはたった１度だけ。言うまでもなく、昨年１２月３日に行われ、〝フルボッコ〟〝公開処刑〟などといわれた謝罪会見だ。

「豊洲市場でアルバイトしているところを目撃されたり、週刊誌の直撃を受けたことはあるけど、実際に公の場に出てきたのはあの会見だけ。それなのに、いまだにニュースになり続けるのはすごい。まあ、あの会見の写真があるから、報じる側もやりやすい面はありますが（笑い）」（同）

　こうした例はほかにはないのか？

「さすがに芸能界では、いないと思います。不倫報道で大きな話題になったベッキーでも半年で復帰したし。でも芸能界以外ではもっとすごい人もいる。〝号泣議員〟と言われた元兵庫県議の野々村竜太郎氏ですよ」（テレビ局関係者）

　野々村氏は政務活動費９１３万円をだまし取ったとして、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われ、２０１６年に懲役３年執行猶予４年の有罪判決を受けた。

「あの人の場合、映像に残っているのは号泣しながらやった、あの会見だけですからね」（同）

　１年に１回ならぬ〝一生に１回〟の会見で、いまだに人々の..